グランプリ・千葉2016
グランプリ・千葉2016
大会結果はこちら
1~8位
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi16/decklist/018132/#
9位~64位
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi16/decklist/018140/#
メタゲームブレイクダウン
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi16/article/018142/#

1:スニークショー
2:奇跡
3:奇跡
4:スニークショー
5:奇跡
6:ANT
7:エルフ
8:デス&タックス

参加者2500人以上のレガシーイベントであるグランプリ・千葉2016の頂点に輝いたのはスニークショー操る山本賢太郎選手。おめでとうございます。

今回デッキ価格が比較的安く、どんな相手でもプレイング関係なしに轢き殺すことが可能なエルドラージの増加が予想されていたが、なんとベスト8にはおらず。
実際にはかなりの数のエルドラージが2日目に進出していたらしいが、「基本に帰れ」「血染めの月」「罠の橋」といったキラーカードによって徐々に駆逐されていったらしい。

またベスト8にはBUG続唱や土地単といった最近結果を残していたデッキはおらず、トップは「罠の橋」増加で厳しいと思われていたスニークショーと、対策されまくっていたであろう奇跡が多く勝ち上がっている。

見事一位に輝いた山本賢太郎選手のスニークショーは、「精神を刻む者、ジェイス」を一枚メイン採用して奇跡戦を強く意識している以外はオードソックスな型。
同じくベスト8進出の佐藤啓輔選手のスニークショーの方が「すべてを護るもの、母聖樹」と「目くらまし」が採用されているのでミラー戦では有利そうだが、「ギタクシア派の調査」による2点ペイのせいで「グリセルブランド」の7ドロー起動が山本賢太郎選手より一回少なくなってしまい接戦を落としている。
プランを立てやすくするための「ギタクシア派の調査」だが、そこは知識と経験でカバーし「定業」で有効牌を引き込み続けた山本賢太郎選手が勝利した。

奇跡はやはりレガシー最強候補の一つと言われるだけあってベスト8に三人も輩出。
奇跡は固定スロットが多いが、細部でそれぞれレシピが異なり、ノーマル型、メンター型、レジェンド型などの派閥がある。
宮部浩一選手の奇跡はどちらかと言えばノーマル型だが、「基本に帰れ」をメイン採用し、青白の二色のみでまとめられている。
場合によっては出すだけで勝利できるこのカードはエルドラージ過多の今大会では非常に効果的だっただろう。
「もみ消し」と「誤った指図」はお洒落枠のように見えるが、BUG続唱の「基本に帰れ」の抜け方が死儀礼のシャーマン→フェッチ→突然の衰微が多いので合理的選択ともいえる。
「紅蓮破」非搭載なので奇跡ミラーに弱くなっているが、サイドに「魂の洞窟」を取ることで対策されている。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索