もみ消し

2017年5月17日 カード考察
もみ消し
一種の土地破壊呪文のようなもの

デルバー系のデッキによく採用されており、基本的にはフェッチランドの起動に対して使用される。
「もみ消し」「目くらまし」「不毛の大地」の存在がレガシー独特の読み合いを発生させており、ここがレガシーの面白いところでもある。

今回は意外と忘れられがちなストーム誘発に対しての「もみ消し」について。
ANTなんかのストームデッキに対して「狼狽の嵐」が強力なのは間違いないのだが、実は「狼狽の嵐」を「苦悶の触手」に対して撃ったにも関わらず負けるというパターンが結構存在する。
具体的には「炎の中の過去」や「むかつき」から大量のマナ加速を使用され、ストーム10発分くらいが消されずに残ってしまう場合。

「もみ消し」は普通デルバー系のデッキにしか採用されないが、他のデッキでもストーム呪文に対するサイドカードとしてありなんじゃないかと思う。
本体の2点ドレインは消せないが、少なくともストーム分はきっちり消すことができて信頼性が高い。
まったく無警戒の相手のフェッチランドももみ消したりもできる。

もちろん「狼狽の嵐」のように他のデッキに対してもinできるカードではないが、奇跡が消えて打消し呪文をサイドから追加で入れる必要が減ったことで生まれた選択肢である。

あと「狼狽の嵐」10000円に対して「もみ消し」は700円とマネーアドバンテージにも優れている。







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