奇跡のフィニッシャーは実質ジェイスみたいなもので、毎ターンブレストしてたらそりゃ勝つでしょみたいなところはある。
ところがジェイスは良くも悪くも青いので、サイド後は「紅蓮破」されやすく信頼性は落ちてしまうのが弱点。
4Cコントロールに「瞬唱の魔道士」から「紅蓮破」を使い回されたときなんか泣きたくなる。
そんなこともあって「紅蓮破」されない白いフィニッシャーとして「僧院の導師」「天使への願い」「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」なんかがサイドに採用されていることが多い。
最近では「先触れ」「予報」などの大量のキャントリップを活かすため、メインから「僧院の導師」を3枚入れるタイプが主流か。
「嵐の神、ケラノス」は詠唱時こそ「紅蓮破」に引っ掛かるが、一度着地すると触れることのできない置物となる。
破壊不能のエンチャントというのは通常レガシーで使われる置物対策では対処できない。
特に対BG系のデッキ相手にはやたらと強い。
この手のデッキは盤面重視のミッドレンジが多く、具体的に刺さる対策カードが普通ないのだが、ケラノスは非常に心強い対策カードとして機能する。
ちなみにクリーチャー化することはほとんどない
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