速度と妨害のされ辛さを兼ね揃えたターボデプスはグリクシスデルバーや4Cコントロールに有利に立ち回れるため、最近MOでの人気が急上昇している。
もはや5-0リストにのることも珍しくなくなってきたわけだが、その中に奇妙なターボデプスが紛れ込んでいた。
「トレイリア西部」と「狡猾な願い」をフル投入したこの奇妙なデプスは、CHANNEL FIREBALLの記事にも取り上げられている。
https://www.channelfireball.com/articles/deck-of-the-day-wish-depths-legacy/
「トレイリア西部」でデプスコンボを揃える動きは、エクステンデッド期のソプターDDを彷彿させる。
また、リストを見てみると変成でサーチできるように0マナのカードが沢山詰め込まれていることが分かる。
各種0マナ呪文と1枚差しの土地は分かるのだが、「Zuran Orb」が少し謎。
時間稼ぎくらいにしかならないのでは？と思っていたら答えはサイドボードにあった。
まずエンド前に「狡猾な願い」から「むかつき」をする。
デッキのほとんどが0マナなのでほとんどデッキを引き切ることができるわけだが、その際ライフを得る手段として「Zuran Orb」を使用するらしい。
「狡猾な願い」「吸血鬼の呪詛術師」で7点くらいは喰らいそうだし、「むかつき」スタート前のライフ確保として一番手っ取り早いのが「Zuran Orb」なんだろう。
めくる途中でマナ加速と追加の「狡猾な願い」が見つかるので、最終的には「稲妻の嵐」を持ってきてトドメを刺す。
ちなみにこのデッキ、1T目「虚空の杯」によるイージーウィンもあるので、コンボ同士の対決でもスピード負けしない強みがある。
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