造物の学者、ヴェンセール
なんでもバウンスできる伝説のクリーチャー

一昔前の奇跡には「ヴェンディリオン三人衆」くらいの感覚でデッキに1枚投入されていた。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3744
現在の奇跡は土地が20枚にまで減らされているので「Karakas」採用の枠がなく、同時にヴェンセール採用の意味も薄れてしまった。

とはいってもレガシーで普通に活躍していたカードだけに能力自体は強力。
特に場のパーマネントだけでなく呪文をバウンスできる点が優秀。
「基本に帰れ」に撃たれた「突然の衰微」も無効化できる。

また、瞬速とバウンスの組み合わせは、本来対処が難しいはずのプレインズウォーカーに対して非常に強い能力。
しかもインスタントタイミングなので隙も少ない。
この差は結構重要で、感覚的には「議会の採決」よりも軽く扱える。
他にも「ヴェールのリリアナ」のハンデスに合わせてリリアナ自身を捨てさせたりなんて小技もある。

さらにメインから「実物提示教育」に対処できる貴重なカードでもある。
「忘却の輪」系統はどうしてもレガシー環境ではカードパワーで劣るが、ヴェンセールは数々の実績が示す通りレガシー級。
クリーチャーなのでクロックにもなり対ショーテル戦では非常に重宝する。

対コントロールやミッドレンジでは「Karakas」と合わせたハーフロックが勝ち手段になり得る。
「魂の洞窟」も入れた欲張り構成なら十分に狙える勝ちパターンだ。
今や奇跡といえばトリコが純正二色のBTB型が主流になっているが、こちらのタイプも煮詰めると面白そう。






















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