ラクドスの魔除け
ラクドスチャーム

・墓地除外
・アーティファクト破壊
・インクの染み
の3つのモードを持つ。
どれも効くような効かないようなモードで非常に中途半端。
特に3つめのモードの使い道が無限トークン対策くらいにしかならない。
「巣穴からの総出」で出てきた10体以上のゴブリンには効くかも。

「巣穴からの総出」対策と割り切るとモダンのURギフトストームにはそこそこ効果的。
墓地除外モードで「炎の中の過去」を牽制しつつも、「けちな贈り物」を経由しないゴブリンルートに対して最大火力を狙える。
さらにアーティファクト破壊モードは「向こう見ずな実験」からの「白金の帝像」を潰すことができる。

無限トークン絡みのデッキが大頭してきたらもう少し日の目を浴びるかもしれない。
そんなカード。



レガシー参入のきっかけになればと。
パンピーがレシピ晒したところで信用されないので、
実際に最近結果を残したものから安いものを抜粋。
安価版だがなるべく下位交換にならないものでまとめた。

「バーン」
SCG Legacy Classic Columbus, 5th Place
Format: Legacy
2018/1/7
Creatures (14)

4Goblin Guide63.24
2Grim Lavamancer6.12
4Monastery Swiftspear3.72
3Eidolon of the Great Revel28.5
1Ball Lightning2.16
Spells (24)
4Chain Lightning14.24
4Lava Spike19.56
4Lightning Bolt9.96
4Price of Progress7.16
4Rift Bolt3.16
4Fireblast5
Enchantments (3)
1Pyrostatic Pillar0.51
2Sulfuric Vortex1.24
Lands (19)
2Barbarian Ring0.9
17Mountain0
計 ドル165.5

Competitive Legacy League 2018-01-11, (5-0)
Format: Legacy
2018/1/11
Creatures (13)

4Goblin Guide63.24
1Grim Lavamancer3.06
4Monastery Swiftspear3.72
4Eidolon of the Great Revel38
Spells (28)
4Chain Lightning14.24
4Lava Spike19.56
4Lightning Bolt9.96
4Price of Progress7.16
4Searing Blaze5.52
4Rift Bolt3.16
4Fireblast5
Lands (19)
2Arid Mesa60
1Barbarian Ring0.45
4Bloodstained Mire71.72
8Mountain0
4Wooded Foothills67.96
計 ドル372.8
大正義バーン
特殊地形を多用するレガシーの多くのデッキに突き刺さる。
フェッチの採用理由は「焼尽の猛火」と「渋面の溶岩使い」。
フェッチを採用しないことで「もみ消し」耐性が上がり、相手の「死儀礼のシャーマン」の動きも鈍くなる。
上陸できないので「焼尽の猛火」の代わりに「灼熱の血」がよく使われる。

「奇跡」
Competitive Legacy League 2017-12-28, (5-0)
Format: Legacy
2017/12/28
Creatures (4)

4Snapcaster Mage227.2
Planeswalkers (3)
1Gideon, Ally of Zendikar9.32
2Jace, the Mind Sculptor129.98
Spells (31)
4Brainstorm3.64
4Ponder7.52
3Portent2.1
4Swords to Plowshares5
2Counterspell1.84
2Predict6.06
1Council’s Judgment5.89
1Entreat the Angels2.24
2Supreme Verdict7.22
4Force of Will294.84
4Terminus3.6
Enchantments (2)
2Search for Azcanta32.44
Lands (20)
2Arid Mesa60
4Flooded Strand60.76
5Island0
3Plains0
3Scalding Tarn200.85
3Tundra678.06
計 ドル1738.6

Legacy Challenge #11090599, (5-1)
Format: Legacy
2018/1/7
Creatures (4)

4Snapcaster Mage227.2
Planeswalkers (3)
1Gideon, Ally of Zendikar9.32
2Jace, the Mind Sculptor129.98
Spells (29)
4Brainstorm3.64
1Flusterstorm20.47
4Ponder7.52
3Portent2.1
4Swords to Plowshares5
3Counterspell2.76
1Council’s Judgment5.89
1Entreat the Angels2.24
1Supreme Verdict3.61
4Force of Will294.84
3Terminus2.7
Enchantments (4)
2Counterbalance10
2Search for Azcanta32.44
Lands (20)
1Arid Mesa30
4Flooded Strand60.76
5Island0
1Karakas35.49
3Plains0
4Polluted Delta73.68
2Tundra452.04
計 ドル1411.7
一つ目の奇跡は1700ドルの内、約900ドルが「沸騰する小湖」と「Tundra」によるもの。
「汚染された三角州」と基本地形に変更することで800ドルで組める。
「Tundra」が2枚でも十分回るが、白ダブルが出にくくなるので「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」と「天使への願い」は諦めることになる。
追加の「精神を刻む者、ジェイス」や「基本に帰れ」が代替案。
「Force of Will」も最初は「対抗呪文」でいい。
むしろフェアデッキ相手にはこちらの方が強い。
同じ様なレシピでメイン「基本に帰れ」型もチラホラ見かける。

「ターボデプス」
Competitive Legacy League 2018-01-15, (5-0)
Format: Legacy
2018/1/15
Creatures (11)

3Sylvan Safekeeper4.53
4Vampire Hexmage1.16
4Elvish Spirit Guide19.08
Spells (16)
4Crop Rotation6.48
4Duress0.56
4Thoughtseize63.96
4Sylvan Scrying1.08
Artifacts (9)
4Lotus Petal26.96
2Expedition Map5.78
3Pithing Needle9
Enchantments (1)
1Sylvan Library15.65
Lands (23)
3Bayou671.67
1Bojuka Bog1.12
4Dark Depths129.2
1Forest0
1Ghost Quarter1.69
1Sejiri Steppe0.16
1Swamp0
4Thespian’s Stage11
3Urborg, Tomb of Yawgmoth58.38
4Verdant Catacombs174.96
計 ドル1202.4

Grand Prix Santa Clara 2018, 4th Place
Format: Legacy
2018/1/7
Creatures (10)

2Sylvan Safekeeper3.02
4Vampire Hexmage1.16
4Elvish Spirit Guide19.08
Spells (18)
4Crop Rotation6.48
4Duress0.56
4Thoughtseize63.96
2Into the North0.38
4Sylvan Scrying1.08
Artifacts (7)
4Lotus Petal26.96
3Pithing Needle9
Enchantments (1)
1Sylvan Library15.65
Lands (24)
3Bayou671.67
1Bojuka Bog1.12
4Dark Depths129.2
1Ghost Quarter1.69
1Sejiri Steppe0.16
1Snow-Covered Forest0.7
1Snow-Covered Swamp0.81
4Thespian’s Stage11
3Urborg, Tomb of Yawgmoth58.38
4Verdant Catacombs174.96
1Windswept Heath12.6
計 ドル1209.6
一時期鬼のようにMOで5-0していたデプスコンボ。
「剣を鋤に」以外で対処し辛く今でも人気。
1200ドル中「Bayou」と「新緑の地下墓地」で850ドル。
これらを「花盛りの湿地」と「ラノワールの荒原」に変えるだけ。
今は減ったとはいえ「水没」対策にもなり、「死儀礼のシャーマン」がこちらの土地を抜きにくくなる。
BRリアニメイトは「Badland」の有無がもろに「グリセルブランド」の起動回数に影響するため今回はなし。

オークの木こり
森を生贄に3マナ出すクリーチャー

この手の複数マナを生み出す能力で1マナのクリーチャーは珍しい。
現に調整版の「ゴブリンの乱伐者」はまさかの4マナにされている。

1ターン目に出せれば2ターン目には一時的に5マナまでジャンプできる。
この加速力は「老練の探求者」を彷彿させる。
土地が減ってしまうので「ラムナプの採掘者」などで被害を抑えたい。
また、「アルゴスの加護者、ティタニア」は5マナクリーチャーとしては最高の相性で、生贄に捧げた森を即回収できる。
さらに続けて次のターンに森を生贄にすれば5/3トークンもついてくる。

晴れる屋のローグ・アグロで検索すると意外にも木こりデッキが何度も入賞している。
NicFitよりもかなりアグロ寄りな構成にできるので、叩きつけるデッキが好きなら楽しめそう。

焦土
「血染め太陽」公開で絶賛人気高騰中

Cipでアンタップ状態の土地を2つ生け贄に捧げる代わりに無色4マナを生み出す、狂ったマナ加速を行うことができる。
「血染めの太陽」はマナ能力以外を無効化するので、デメリットなしで4マナランドが運用できる。
ちなみに好きな色3マナverの「水蓮の谷間」も絶賛高騰中。

まぁ、1ターン目に「血染めの太陽」を貼った上で2ターン目に無色4マナジャンプさせる意味があるのかというと疑問がある。
そもそも太陽がなければ普通にプレイするのも難しい。
太陽との組み合わせは一時のブームで終わりそう。
まだバウンスランドとの組み合わせの方が未来がある。

通常プレイだけに焦点を当てると、この手のデメリットを持つ土地は「不毛の大地」されると目も当てられないので使われていない。
ところが「Lake of the Dead」が再評価されたように、4マナランドにはそれを補ってあまりある強さがある。
「トロウケアの敷石」「死者の砂丘」「霊界への門、神ヶ眼」「世界のるつぼ」あたりと合わせて積極的な運用はできないだろうか?



賞罰の天使
「忘却の輪」内蔵の天使

万能パーマネント除去内蔵のクリーチャーといえば、古くは「絶望の天使」「灰燼の乗り手」などコスト踏み倒しが前提のものばかり。
こいつの場合5マナ3/4飛行とサイズは物足りないものの、十分に素出しが見込めるコストである。
その点を買われてエルドラージタックスなどのストンピィ系デッキで1,2枚お洒落枠で採用されることがある。
「古えの墳墓」のおかげで重さは気にならないらしい。

不朽も持っているので白以外でこいつに対処しようとすると中々に苦労する。
また、「実物提示教育」に対して合わせる札を単純に増やせる点も評価できる。
「忘却の輪」1枚程度なら平気で撃ってくるだろうが、合わせて3枚も入ってるとなると前方確認なしでは撃ちづらい。

スタンダード番長かと思いきや下でも活躍できる子だったらしい

今田家の猟犬、勇丸
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

1マナ2/2のバニラは当時としては優秀。
今では「ステップのオオヤマネコ」やら「壌土のライオン」がいるので使われることはないかな。

「名誉に磨り減った笏」でマナ加速する伝説単ことDeck-Xでは主力クリーチャーとして使用される。
笏がせめて2マナなら遊べるくらいのデッキはできたかも。
ザンティッドの大群
呪文を唱えることを禁止する羽虫

このカード渋くて好き。

かつてレガシー参入直後にANTと当たり、除去を全抜きしたところにコイツを出されて「洗礼」を受けた覚えがある。
「闇の腹心」もいるしANT相手にピン除去全抜きダメ絶対。
なお人によってはこの枠が「狼狽の嵐」や「防御の光網」になっていて、ピン除去残しが完全に裏目に出る場合もある。

「ギラプールの希望」と比較して、緑マナが必要だったり攻撃するだけで誘発したりと細かい点では異なる。
「攻撃するだけで誘発」が中々厄介で「ヴェンディリオン三人衆」や「悪意の大梟」「秘密を掘り下げる者」では能力を止められない。

地味な能力のようで「ザンティッドの大群」は青使いに対しての実質1ターンキル。
しかも1ターン目の1マナクリーチャーは「呪文嵌め」も「呪文貫き」も「狼狽の嵐」にも引っ掛からない。
そのためANT相手でも自分は「剣を鋤に」を3~4枚残す派です。




宝物の地図
目指せワンピース

表面は2マナで出して1マナで占術するだけなので非常に悠長。
そのせいもあってスタンダードやモダンで活躍したという噂は聞かない。

ところがこのカード、レガシーのスタンピィ系のデッキでは中々侮れないカードとのこと。
晴れる屋の週刊デッキウォッチング vol.146にも取り上げられていますね。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4790#legacy
今まで「師範の占い独楽」が担っていたドロー操作を地図でいくらか代用している。
まぁ、見られる枚数は少ないし「ゴブリンの溶接工」とのコンボもできなくなって見劣りはするけども。

それでも中盤以降無駄牌の増えるストンピィ系デッキとしては、ドロー操作は喉から手がでるほど欲しかったもの。
しかも変身すれば一気にマナ加速orドローが付いてくる。

でも思ったんだけど、変身すると「血染めの月」と若干喧嘩するような気がする。
ペインターの場合自分で「紅蓮破」して月を割ったり「搭載歩行機械」にマナを充てられるので採用できたのかも。
もしかしたらデーモンストンピィやエンジェルストンピィが真の居場所では?

ちなみにもっと良い占術マシーンあるやろと思って検索したら、2マナ以下は「ダークスティールのペンダント」と「黄昏のピラミッド」くらい。
前者は本物の占術専用機で破壊されない以外は下位交換。
後者は起動コストが2マナと重くなったが、こちらも地図と同じく3ドロー分の潜在力があるので検討に値する性能。



鏡狂の幻

2017年12月22日 カード考察
鏡狂の幻
デッキを破壊しながら戦場に舞い戻るクリーチャー

こちらの鏡も残念神話レア。
5マナで5/1飛行というパワーに全振りしたステータスと妙な除去耐性を持つ。
基本的に素出しすることはなく、胡散臭いコンボ専用のクリーチャー。

「降霊術」とのコンボが有名?で「鏡狂の幻」のトークンを作製→能力起動で自分のライブラリーを全て吹き飛ばすことができる。
つまり
相手のアップキープ「鏡狂の幻」→起動→自分のアップキープ「研究室の偏執狂」
→ドロー→勝利
ということだ。
「研究室の偏執狂」への除去呪文に対しても、一緒に落ちた「捨て身の狂乱」で無理やりドローして勝利できる。
このコンボは過去のスタンダード記事で紹介されている。
http://mtg-jp.com/reading/tsumura/003538/
コンボが揃わなくても「刃の接合者」や「瞬唱の魔道士」が「降霊術」との相性が良いので普通にも戦えるとのこと。

今モダンには「スレイベンの検査官」や「選択」といったインスタントタイミングでの軽いドローがあるので「捨て身の狂乱」に頼らなくてもよさそうだ。
特に「スレイベンの検査官」は当時不足していた念願の軽いCip持ちクリーチャーでもある。
これらでワンショットキル持ちの青白フィッシュみたいなデッキが組めそう。
コンボ達成時の初見殺し感が良いね。





死者の鏡
Mirroire Magiqueのキーカード

ヴィンテージの地雷デッキの一つにMirroire Magiqueという地雷デッキがある。
「チャネル」で全ライフをマナに変換して自殺することで「死者の鏡」を発動。
得られたライフ20を再びマナに変換して「死者の鏡」を探して自殺を延々と繰り返す。
最後に溜まりに溜まったマナでX呪文を撃ってフィニッシュ。
その生と死を行ったり来たりする特異な挙動が人を引き付ける。

なお復活する際に自分のパーマネントも全て持っていかれるので、「チャネル」なしでは使用方法が非常に限られる。
どうにかしてこれをモダンで使おうと試行錯誤したが、まったく形にならなかったので晒し上げ。

1つ目は自殺時にライフ20になる(回復する)ことを利用して「ヴィズコーパのギルド魔道士」の効果で即死を狙うデッキ。
自殺には「向こう見ずな実験」を使用する。
魔道士がクリーチャーなうえに起動が重すぎて断念。
魔道士使う場合はコンボに特化させるよりも、ワンショットキルを仕込んだミッドレンジ型にした方が良さそう。

2つ目は青赤ストームに組み込んで7枚ドローするデッキ。
「向こう見ずな実験」で自殺して、追加の7枚でマナ加速しつつ「向こう見ずな実験」を探してループさせる。
生き返った後にマナ加速と「向こう見ずな実験」を上手い具合に引き込まないといけない点がダメ。
しかもデッキの上20枚以内に「死者の鏡」があると死ねないという不具合がある。
正直ライフリソースにできないと「魂の再誕」の下位交換に近い。

「死者の鏡」の発動自体は「向こう見ずな実験」による1枚コンボなので、ここに可能性がありそうなんだけど・・・






霊気への折り込み
デメリット付きの4マナ確定カウンター

いやゴミやん。と思うところだが自分の呪文を打ち消すことで「実部提示教育」に化ける。
「実部提示教育」と「騙し討ち」のあるレガシーではお呼びじゃないが、モダンのエムラブリーチならあるいは?

エムラブリーチでは基本4枚の「裂け目の突破」で「引き裂かれし永劫、エムラクール」を叩きつける。
発射台となる「裂け目の突破」4枚、弾のエムラクール3~4枚のバランスが一般的。
レガシーと比べて発射台が足りないので、必然的に弾は少なくせざるを得ない。
つまり壊れの「グリセルブランド」を入れるスペースがないということだ。

「霊気への折り込み」は自分の「選択」や「稲妻」を打消しながら使うわけで、結局5マナ以上かかる劣化「裂け目の突破」である。
それでも5枚目6枚目の「裂け目の突破」としては許容範囲だと思う。
弾と発射台の8/8体制はダブつくと危険なので、5/6か5/5くらいで若干コンボパーツ水増しくらいの感覚がベストだと思う。
1マナスペルを増やしたり、「ウルザのガラクタ」を数枚入れてみたり微調整も必要だろう。
「グリセルブランド」を入れる場合、1枚「撹乱する群れ」を忍ばせてなんちゃって「Force of Will」できるようにしとくと安心。
レガシーのメタ(MO)
ここ3,4か月のMOレガシーのメタになります。
フリーだったり2構だったり。
同じ人と連続で対戦したりもあるので正確ではないけど、5%越え組はどこの大会に行っても多いだろう。
このあたりに5分以上で戦えるデッキを選択したい。

ざっと見てみると4Cコントロールが断トツで多く、グリクシスデルバーやデスタクがすぐ後を追う感じ。

グリクシスパイロマンサーは初期の「若き紅蓮術師」と「グルマグのアンコウ」のみの構成から、結局「死儀礼のシャーマン」と「瞬唱の魔道士」を入れる形にシフトしている。
もうほとんど4Cコントロールに近い。
若パイセラピーでドボンがあるのと、マナ基盤が4Cコンよりは安定しているのがウリ。

デルバー系は全デルバーを一纏めにすると支配率13.6%になり環境最多となる。
中でもグリクシスが一番多く、「もみ消し」で特殊地形に頼ったフェアデッキを、「陰謀団式療法」でコンボを喰える。
基本どちらか片方に特化させるので「陰謀団式療法」をメインで見たら「もみ消し」はあまり警戒しなくていい。
逆に「もみ消し」の場合、サイドにちゃっかり「陰謀団式療法」を取っている場合があるので同じ札をため込み過ぎないように。

どうもデスタクが多いので「コラガンの命令」を取れるカラーが人気のもよう。

コンボはショーテルとANTの二大巨頭。
どちらにも効く「狼狽の嵐」はもはやサイドに2枚以上必須になりそう。
スニークのみよりオムニスニーク型の方が多い印象があるので、「エーテル宣誓会の法学者」がないと不安。
いくらカウンターを構えてもヤツらは簡単に乗り越えてくるので。

あとフェアデッキ環境ゆえにNicFitも地味にいる。
特別対策が必要なわけではないけども、「繰り返す悪夢」だとか「ネル・トース族のメーレン」とかいった独特のカードに出会うので予習しておこう。





未知な領域
土地verのけちな贈り物

デッキから異なる名前の土地カードを4枚選び、そのうち2枚をゲットできる。
効果がまんま土地verの「けちな贈り物」で、イラストもなんかそんな感じする。

スタンダードやモダンでは、アドバンテージを得られるといっても土地なので大してありがたみはない。
ところがカードプールの広いレガシーでは、土地単が成立するくらいに土地は強力なものである。
実際もしこれを使うとするなら土地単がベストかなと思う。

「壌土からの生命」によりいくらでも回収できるので実質4枚サーチに近い。
デプスコンボセットも燃え柳も名前の長い土地も、必要なカードセットが一回のサーチでできる。
これは「ギャンブル」にはできない芸当だ。
もちろん「壌土からの生命」自体をサーチできる「ギャンブル」は減らせないので、5枚目以降の「ギャンブル」としての採用になりそう。




Withering Wisps
アイスエイジの黒死病

能力はまんま「黒死病」で、氷雪沼の数までという制限はあるものの3マナと軽くなっている。
レガシーで4マナクラスのエンチャントには勝負を決めるくらいの性能が求められるわけで、本家「黒死病」はそれを満たしていない。
そんなわけで「黒死病」は現在まったく使われていない。
そもそもPauperでも通用するか怪しいくらいだ。

ところが3マナになれば話は別。
「暗黒の儀式」からの1T目着地も狙える。
デルバーとか全て薙ぎ払えるんじゃないかってくらい強い。
維持は「産卵池」や「ミシュラの工廠」が王道か。
場のクリーチャーを一掃したあと、終了ステップでクリーチャー化すればいい。
幸い黒単POXは両方使用するのですんなり入れれそう。

原点回帰して相方に「Will-o’-the-Wisp」ってのも渋くて好き。




致死の蒸気
致死の蒸気
電波デッキ「Teferi’s Vaporsのキーカード」?

金魚に興味深いデッキが投稿されている。
https://www.mtggoldfish.com/articles/instant-deck-tech-teferi-s-vapors-legacy

デッキレシピを見ていくと「剣を鋤に」や「瞬唱の魔道士」といったお馴染みのカードに加えて「テフェリーの防御」がある。
なるほど、「テフェリーの防御」を入れた青白コントロールのようだ。

と、眺めていくと「致死の蒸気」なるカードが・・・

やはり狂人であったか・・・

解説によると「致死の蒸気」の能力を無限起動させることで、対戦相手に無限ターンを与えてライブラリーアウトさせるらしい。
普通は無限ターン中に殴り殺されるので、「テフェリーの防御」で引きこもって負けないようにするとのこと。

動きとしては
蒸気を1000回起動→1つ解決で蒸気破壊→テフェリー→相手追加の10000ターン→勝ち手段なし→ライブラリーアウト
みたいな感じ

相手が対応して蒸気を1000回起動させてきた場合は、相手のだけ全て解決させた後に「即時却下」で自分の起動分を消すことでこちらが追加1000ターンに入って殴り勝てる?

ここで「即時却下」がない場合は、まず自分が追加の1000ターンを得るが、1000ターン飛ばさないといけないので何も起きない。
相手が対応して1010回起動してきた場合は、自分は差し引き追加の10ターンを得るが、これではこちらが負けそうなのでさらに追加起動する必要がある。
相手が対応して990回起動した場合は、相手は差し引き追加の10ターンを得てしまうのでやはり追加起動する必要がある。

だと思うんだけど、たぶん出会わないのでもういいや。
これどちらも追加で延々と起動できちゃうんだよな。














さびれた寺院
逆リシャポ

土地をアンタップさせる土地という珍しい能力を持つ。
複数マナ生める土地と組み合わせればマナ加速にもなる。
レガシー環境なら「ガイアの揺籃の地」が一番マナを生み出せるだろう。
5枚目のガイアでもあり、ガイアと同時に並べることができるのは中々の利点。
他には陰謀団の貴重品質」なんかも相性が良い。

また、単純に土地の起動型能力をもう一度使うこともできる。
ヴィンテージのドレッジなら「Bazaar of Baghdad」を再利用 できるし、EDHでは「水の帳、マゴーシ」と「ブライトハースの指輪」で無限ターンができる。

土地をアンタップする能力は緑色では珍しくもないけど、これは土地なので何色デッキでも使用できるので夢が広がる。
今後も胡散臭い土地は増えていくだろうから、「暗黒の深部」みたいに急にとんでもコンボが生まれてもおかしくない。

例えば「慢性的な水害」「ダークスティールの駐屯地」が惜しい性能をしている。
この手のカードは自身を1マナでアンタップさせまくって能力を大量に誘発できる。
城塞化がキーワードのエキスパンションが出れば面白いことになりそう。

幸運な生き残り
大変動みたいなリセット呪文

各プレイヤーが「相手の土地以外のパーマネント」を1つを選んで、選ばれたもの以外を全て破壊する。
互いに土地以外はパーマネントが1個だけ残る計算。
こちらは「大変動」と異なり土地がしっかり残るので、コントロールデッキでも使用できる可能性がある。

サイド後の「真髄の針」や「安らかなる眠り」といった置物も一緒に流せるのが嬉しい
ネメシス、死儀礼、ジェイス、梟、森の知恵みたいな絶望的な盤面でも一気に流せる。

5マナはデルバー相手には重いが、その他の中速デッキには効果抜群のような気がする
他にもドラゴンストンピィに「虚空の杯」×2、「反逆の先導者、チャンドラ」みたいな盤面にされても「金属モックス」残して全て破壊といった芸当が可能。

「議会の採決」は万能で便利だけども1:1交換しかできず、不利を覆せるカードではない。
でもこれなら1:多の交換が可能で、かつ置物やプレインズウォーカーにも触ることができる。
せめて4マナならなー

2017/11/25追記
デルバー相手にゴミ。
5マナで死儀礼かデルバー破壊の2択みたいな感じ。
そのためメイン投入は不可で、サイドに入れることになる。
ミッドレンジ相手には悪くないが、わざわざサイドに用意しとくほどのものでもなかった。






反体制魔道士、ケス
毎ターン呪文をFBできるグリクシスカラーのウィザード

プレビュー当初からその潜在能力の高さを評価され、一時期は3000円以上の価格がついていたことも。
現在では微妙に噛み合うデッキがみつからず価格も落ち着いてきている。

やはり4マナと重い上、クリーチャーなので破壊されやすいのが弱点か。
「稲妻」「突然の衰微」に耐性があるものの、「剣を鋤に」で問答無用で除去されるのは4マナスペルとしては如何なものかと。

ただし能力は非常に強力で、毎ターン「渦まく知識」や「思案」をFBしてるだけでゲームを決めることができる。
能力も似ているし、さながら「ヴリンの神童、ジェイス」のようだ。

ヴリンジェイスといえばグリクシスパイロマンサーによく入っているし、このデッキなら4マナは出せないこともない。
クリーチャーで押されている時でも除去呪文FBにより逆境を跳ね返せるのは、「精神を刻む者、ジェイス」にない強さだと思う。








呪われた巻物
テンペストの恒久火力アーテファクト

テンペストブロック構築の唯一の禁止カードでもある。
その除去性能は折り紙付きで、現在のインフレが進んだレガシー環境でも黒単POXなんかで使われていたり。

実際置かれると「瞬唱の魔導士」や「ヴェンディリオン三人衆」なんかが全て焼かれる上、「精神を刻む者、ジェイス」もブレストし辛い状況に陥る。
機能しだすとほとんど「罰する火」に近い。
そして2点クロックは死儀礼よろしく結構速い。

今は黒単POXにしか使われていないけど、意外と奇跡みたいなコントロールにも合うかもしれない。
お互い手札なしの膠着状態になったときに本体に火力を飛ばしつつ「死儀礼のシャーマン」も牽制できるのはいいね。
あと1ターン目の動きが「思案」くらいしかない青白系のデッキにとって、1ターン目から強力なアクションを取れるのは大きい。
問題はババ抜きを当てないと弱いところだが手札3,4枚でも島を宣言すればそこそこ当たりそうな予感。

2017/11/20追記
使ってみた
手札2枚しかないのに確立50%は「ない」
打消し呪文は空撃ちできないのでどうしても手札溜まってくるし
同じランダム性のあるカードなら「相殺」の方が丸い












神聖な協力

2017年11月16日 カード考察
神聖な協力
モダンではお馴染みの白の増呪呪文

一番よく使うことになるのはおそらく布告除去モードだろう。
「悪魔の布告」も「毒の濁流」も使えないデッキでは「真の名の宿敵」や「敏捷なマングース」を処理するのに「終末」や「至高の評決」に頼らざるを得ない。
前者は仕込みが必要で、後者は4マナのソーサリーなのでとにかく隙が大きい。
「神聖な協力」は白色でネメシスに対抗する手段としては最軽量のものになるだろう。

また、ライフゲインモードの方はレガシ-でもかなりバーンが増えてきているので役に立つ。
一枚引いて「瞬唱の魔導士」で使い回せば随分楽になるはず。
ちなみに2017/10に開催されたEternal Weekend North America 2017では全711デッキ中22デッキ(3.09%)がバーンだったとのこと。
URカウンターバーンやURデルバーも入れるとバーン系のデッキだけでも5%近くになりそうだ。
中規模な店舗大会なんかでは特にバーン愛好家が現れがちなので入れておくと安心。

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